ダンゴムシさん、迷路(めいろ)から脱出大作戦
ダンゴムシさんはT字路にあたると、進む方向を変えます。
はじめ右に曲がると、次は左に、またその次は右に、、、。
このように、進む向きを交互に変えることを、
「交替性転向反応」といいます。
本当に?では、ためしてみましょう。
事前準備
実験の準備をしよう

1 迷路づくり
・壁を作るための発泡スチロール(おもちゃのブロックでもいいです)
・壁を固定するための両面テープ
・発泡スチロールを切るカッター
今回はこんな迷路をつくりました。
ゴールにたどり着くには4回の方向転換が必要です。
(最初は左に曲がるようにしてあります。)
*次のT字路までの長さは5から6cmくらいに。
2 筆記用具、メモなどを用意しよう

3 ダンゴムシをつかまえよう
今回の実験はダンゴムシをつかまえなければできないので、まずはダンゴムシをつかまえましょう。(20匹くらい)つかまえるのに、ピンセットがあれば便利です。
つかまえたダンゴムシは準備しておいた虫かごなどに入れておきましょう。
この時、どんなところにダンゴムシがいたかを調べるのも研究のテーマになりますよ。
また、オスとメスで違いはわかるかな?
*必要以上につかまえないようにね。
*実験がおわったら、もといた場所に逃がしてあげてね。
結果を予想してみよう
さて、どんなふうに進むのか予想してみよう。
実験しよう
準備ができたら、実験を始めましょう。
ダンゴムシさんは、初めのT字路でどっちに曲がったかな?
次のT字路では、よそう通りに曲がったかな?
何匹かのダンゴムシさんを挑戦させてみて。何匹がゴールにたどり着けたかな?
結果をまとめよう
実験が終われば、それぞれの実験結果をまとめてみましょう。
すべてのダンゴムシさんが左右交互に動く向きを変えるわけではありません。どれくらいの割合で交替性転向反応がでるのかな?
結果についてかんがえてみよう
結果から分かったことや気になったことについて、考えてみましょう。
・もっと複雑な迷路だったら結果はどうなるのかな?
・まっすぐ進む距離を長くすると結果はどうなるかな?
・最初は失敗したダンゴムシさん。次は成功するのかな?
ダンゴムシさんがの動きを予想して、いろいろな迷路を考えてみましょう。
実際にやってみました!

あと少し!

やったね!
こんなことも!

反則!
今回の実験ではうまくゴールまでたどり着いたのは10匹中5匹でした。
ゴールにたどり着くもの。しっぱいするもの。反則技で突き進むものもあらわれ、おもしろい結果となりました。
もっと成功させるのにはどうしたらよかったのかな?いろいろ、考えてみてね。
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